SES企業は日本に数千社以上あります。しかしエンジニアが後悔しない企業を選ぶためのポイントは、実はシンプルです。この記事では「入社して後悔した」「思っていたのと違った」という事態を防ぐための7つのチェックポイントを具体的に解説します。
多くのエンジニアが「求人票の条件を鵜呑みにして入社する」という失敗をします。SES企業の求人には「高収入」「成長できる環境」「案件豊富」といった文言が並びますが、それだけで判断するのは危険です。
確認すべきなのは、企業が「どんな仕組み」で動いているかです。
最も重要な確認事項です。マージン率とは、クライアントが支払う単価のうち会社が取る割合のことです。
- 公開している企業: 透明性が高く、信頼できる
- 聞いても教えてくれない企業: 高マージンを隠している可能性が高い
マージン率を事前に開示している会社はまだ少数ですが、そのような会社を優先的に選ぶことをおすすめします。
何次請けかは単価に直結します。
エンドクライアント → 一次請け → 二次請け → 三次請け → あなた
商流が深いほど、各層でマージンが引かれ、手元に届く金額が少なくなります。一次請け(元請け)に近い案件を持っている企業を選ぶことが重要です。
確認方法: 「御社の案件は何次請けが多いですか?」と直接聞いてみましょう。答えを濁す会社は要注意です。
「入社してから案件を決める」というスタイルの会社もありますが、入社前に実際の案件情報(単価・商流・業務内容)を見せてもらえる会社のほうが安心です。
信頼できる会社は面談前に案件例を公開しています。「入ってから案件を決めます」という会社より、事前に案件情報を見せてくれる会社を選びましょう。
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正社員SESの場合、案件選択に自分の意見が反映されるかどうかは重要です。
確認すべき質問:
- 「参画案件はどのように決まりますか?」
- 「希望に合わない案件を断ることはできますか?」
- 「過去に希望を断ったケースはありますか?」
「基本的に会社が決めます」という答えが返ってくる会社は、エンジニアの希望よりも営業都合が優先される傾向があります。
「成長できる環境です」という抽象的な説明だけでは不十分です。具体的に何をしてくれるのかを確認しましょう。
良い回答の例:
- 月1回のキャリア面談がある
- 資格取得費用の補助制度がある
- 特定のスキルを身につけたい場合の案件変更が可能
月1回以上のキャリア面談があり、3ヶ月・6ヶ月・1年後のキャリアゴールを一緒に設定してくれる会社が理想的です。
SESエンジニアにとって怖いのが「案件待機中(ベンチ期間)」の扱いです。
- 良い会社: 待機中も全額or一定額の給与を保証する
- 要注意: 待機中は基本給のみ、または無給になる
面談時に「待機期間中の給与はどうなりますか?」と確認しましょう。
最後は実際に働いた人の声です。OpenWork(旧Vorkers)やGlassdoorなどの口コミサイトを確認しましょう。
特に注目すべきは:
- 「退職した理由」
- 「入社前と入社後のギャップ」
- 営業とエンジニアの関係性についてのコメント
良いSES企業は、聞かれる前から情報を開示します。マージン率・商流・案件単価を自主的に公開している企業は、後ろめたいことがないということです。
逆に、「入社してから詳しく説明します」「案件は状況次第です」という言い方をする会社は、情報を意図的に隠している可能性があります。
あなたのキャリアと収入を守るために、遠慮なく質問しましょう。
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