判断基準20独自データあり

新卒でSESはやめとけ?
6年目SES経営者が正直に
答える「向いてる人・向いてない人」判断基準【2026年版】

小川将司
小川将司代表取締役

SES企業6年経営・エンジニア採用実績n=約50名の経営者が採用側の正直な視点で執筆

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この記事でわかること

  • 「新卒SESやめとけ」は企業を選ばない場合の話。3条件を満たす企業なら問題ない
  • 3年後の4パターン:独立・転職・停滞・挫折の実態(Heyday新卒採用n=約50名)
  • 入ってはいけないSES企業の見分け方10チェックリスト(面接・内定後に確認)
  • 採用する側が新卒に期待すること・失望することの内情(転職エージェントが書けない視点)

この記事の対象: 新卒でSESへの就職を検討しているエンジニア志望の学生・既卒・第二新卒

新卒でSESに入ってもいいのか?正直に答える。

3つの条件を満たす企業なら問題ない。ただしその3条件を見誤ると、3年後のキャリアに深刻なダメージが残る。この記事ではSES企業を6年間経営してきた立場から、新卒がSESを選ぶべき条件・避けるべき企業の見分け方を解説する。

結論を先に言う。「SESはやめとけ」という言説は、「悪いSES企業に入った場合」の話だ。SESという業態そのものが悪いのではなく、透明性のない企業に入ることが問題を生む。

私はHeyday株式会社の代表として、IT業界12年、SES事業を6年以上経営してきた。過去に採用した新卒・既卒エンジニアはのべ約50名。そのうち、3年後に「入って良かった」と言えるパターンと、そうでないパターンの分岐を、採用する側として見続けてきた。

この記事は、転職エージェントや就職情報サイトには書けない「採用側の正直な視点」で構成している。「うちに来てほしい」という営業目的ではなく、向いてない人には向いてないと正直に言う立場で書く。


「新卒SESはやめとけ」の根拠と限界

やめとけ論の3つの根拠

「新卒SESはやめとけ」という言説には、それなりの根拠がある。以下の3点は、実際に起きていることだ。

根拠1:スキルが積みにくい環境がある

SES業界では、エンジニアを「つなぎの人員」として扱う企業が一定数存在する。技術的に成長できる現場に配属されるかどうかが、会社の方針ではなく「たまたま空いている案件」で決まる構造だ。新卒にとってスキルアップが難しい単純保守作業や、技術スタックが古い現場への配属が繰り返されると、3年経ってもスキルが伸びないまま終わる。

根拠2:単価が不透明な企業がある

自分がいくらでクライアントに売られているかを知らないまま働くエンジニアが多い。マージン率(会社が取る割合)を開示しない企業では、「本来の自分の市場価値」と「実際の給与」の差がわからない。新卒は市場相場の感覚が薄いため、不透明な状態でも気づきにくい。

根拠3:キャリアパスが見えない

「案件を渡り歩いてスキルアップ」というSESの建前が機能する企業もあるが、実態は「営業都合で案件を決められ、本人の希望が通らない」企業も多い。キャリアパスが会社の都合で決まる構造に入ると、3年後・5年後の自分の姿が見えない。

しかしこれは「悪いSES企業に入った場合」の話

重要な視点がある。上記3つの問題は、すべて「悪いSES企業に入った場合」にのみ発生する

透明性を持って運営しているSES企業では、単価を本人に開示し、案件選びに本人が関与し、キャリアパスを定期的に議論する。私がHeydayで実際にやっていることだ。

「SESという業態」と「悪いSES企業の経営方針」を混同して論じる言説が多い。これが「SESやめとけ」論の限界だ。問題は業態ではなく、企業の姿勢と透明性の有無だ。

代表 小川から: 正直に言う。私はSES企業の経営者だが、「全員SESに入れ」とは思っていない。自社サービス開発をやりたい人・深い専門性を特定領域で磨きたい人には、SES以外の選択肢が向いている場合もある。SESが合う人・合わない企業を、この記事で整理する。


新卒でSESに入っていい3条件

Heydayの採用基準と、実際に入社した新卒の3年後を見てきた経験から、以下の3条件を満たす企業であれば新卒でSESを選んでよいと判断している。

条件1:単価を公開している(または面談で詳細説明できる)

なぜ重要か: 単価を開示しない企業は、エンジニアに不利な条件を隠している可能性がある。「会社の方針で開示していない」という説明は、透明性を放棄した言い訳だ。

確認方法:「私が参画する案件の月額単価レンジを教えていただけますか?」と面談で直接聞く。答えられない、または「入社後に説明します」という企業は要注意だ。

Heydayでは稼働前に契約単価を本人に開示し、その後の推移も定期面談で共有している。これが業界標準であるべきだが、現実にできている企業は少ない。

条件2:待機期間が有給で保証されている

なぜ重要か: 案件と案件の間に発生する「待機期間」の待遇が、会社の本音を映す。「稼働ゼロの月は給与ゼロ」「基本給の60%に下がる」という企業は、エンジニアへのリスク転嫁が構造化されている。

新卒は1年目に待機期間が発生しやすい。最初の案件確保に時間がかかるケースもある。この期間に経済的プレッシャーをかけられると、本来断るべき案件を受け入れざるを得なくなる。

確認方法:「待機期間中の給与はどうなりますか?」と明示的に確認する。基本給の100%保証が理想、80%以上なら許容範囲だ。

条件3:スキルシート・案件選びに本人が関与できる

なぜ重要か: 案件選びが「会社が決める」だけで本人の意向が無視される企業では、キャリアが会社の都合に従属する。新卒は受け入れやすく、断りにくい立場にあるため、この権利が明示されていないと実質的に選択肢がない。

確認方法:「案件を断ることはできますか?」「案件選びで私の希望はどこまで反映されますか?」と聞く。「技術的な成長を重視した案件提案を行っています」という抽象的な返答ではなく、具体的なプロセスを説明できる企業を選ぶ。

代表 小川から: この3条件は、私がHeydayを立ち上げた理由でもある。業界に長くいると、これを当たり前にやっていない企業のほうが多いことに気づく。だから「3条件を満たしている」という事実が、差別化になってしまっている。本来はこれが最低基準であるべきだ。

SES企業の選び方の詳細は「SES企業の選び方|後悔しない7つのチェックポイント」で解説している。


新卒SESエンジニアの3年後4パターン(Heyday実績から)

Heydayで採用した新卒・既卒エンジニア(n=約50名、2020年〜2023年入社)の3年後を集計すると、4つのパターンに収束する。

パターン3年後の状況割合
A(理想的)単価65万以上・独立またはHey day継続稼働約30%
B(標準)単価55万前後・他社転職でさらにUP約40%
C(停滞)単価40万台・案件変更を検討中約20%
D(挫折)1年以内に退職約10%

パターンA(約30%):新卒入社 → 3年で単価65万以上

このパターンの共通点は「自分でキャリアを能動的に設計した」こと。入社後早期にAWS・GCP等のクラウド資格を取得し、単価が高い案件にシフトした。または特定技術(AI系・セキュリティ・モダンアーキテクチャ)に特化して希少性を高めた。

Heydayでは新卒入社3年目に単価65万円を超えたエンジニアが複数いるが、全員に共通するのは「次の案件でどのスキルを積むか」を常に意識して案件選びに関与していた点だ。

パターンB(約40%):新卒入社 → 3年で単価55万 → 転職でUP

最も多いパターン。SESで基礎スキルを積み、3年程度で「より条件の良い会社への転職」でさらに単価をあげるルートだ。SESを踏み台として使うという意味では、計画的に選択している。

「SES → 自社開発企業への転職」「SES → 別のSES企業へ転職で単価UP」どちらも含む。このパターンになれた人は、最初のSES企業での3年間で「転職市場で評価されるスキルを積んだ」という共通点がある。

パターンC(約20%):単価40万台で停滞

このパターンに陥るケースの多くは、案件選びを会社に任せていた。特定スキルへの意識が薄く、「会社が入れた案件に入る」を繰り返した結果、3年経っても市場価値が上がらない状態に陥る。

SES企業の問題でもあるが、本人の意識の問題でもある。案件に受け身で入り続けると、スキルセットが「幅広く浅い」になり、転職市場でも評価されにくくなる。

パターンD(約10%):1年以内に退職

主な原因は2つ。1つは「入社前の説明と実態のギャップ」。研修内容・最初の案件・待機期間の待遇が説明と異なった場合に発生しやすい。もう1つは「エンジニアへの適性との不一致」。ITエンジニアという職種そのものへの向き不向きが入社後に明らかになるケースだ。

早期退職になった場合でも、すぐに次の就職活動ができるかは会社の対応次第。退職後のサポートを明示している企業かどうかも、入社前の確認ポイントになる。


新卒が入ってはいけないSES企業の見分け方(10のチェックリスト)

採用される前に確認すべき10項目。全てクリアできる企業を選んでほしい。

1. 単価は面談で教えてもらえるか

「開示していない」「入社後に説明します」はNG。「参画予定案件の月額単価レンジ」を直接聞いて、数字で答えられるかを確認する。

2. 待機期間の給与保証の有無

「稼働ゼロの月は給与変動あり」という企業は、エンジニアへのリスク転嫁が構造化されている。基本給の80%以上の保証があるかを確認する。

3. 案件選びへの本人の関与度

「複数案件を提示し、本人が選ぶ」「断る権利がある」が明示されているかを確認。「会社が最適な案件を選びます」だけの説明は不十分だ。

4. 研修制度の実態

「充実した研修」という表現の具体的な中身を聞く。「何ヶ月の研修で、どんな技術を学び、どこが提供しているか」まで答えられない企業は、研修が形骸化している。

5. 有給消化率

「業界平均と同程度」という曖昧な答えではなく、数値で答えられるかを確認。有給取得を事実上制限している企業は、労働環境全般の姿勢を反映している。

6. 在籍エンジニアの平均単価(または直近入社者の単価推移)

「経験3年のエンジニアの平均単価はどのくらいですか?」と聞いて、数値で答えられるかを確認。「ケースバイケース」のみの回答は、データを把握していないか開示したくない理由がある。

7. 多重商流の深さ

「御社の案件は何次請けが多いですか?」と聞く。3次請け以下が中心の企業では、エンド単価からの中抜きが多く、自分の手元に届く割合が必然的に低くなる。1次・2次請けが中心かを確認する。

8. 代表・営業の情報公開度

LinkedInやnote、会社のブログで代表や営業が情報発信しているかを確認。「誰が経営しているかわからない」企業は、外部からの評価にさらされていない可能性がある。透明性への姿勢が情報発信の有無に表れる。

9. 社員の口コミ

OpenWork(旧Vorkers)・転職会議で会社名を検索し、複数の口コミで共通して指摘されている点を見る。特定の批判が繰り返されている場合は、単なる不満ではなく構造的な問題の可能性がある。

10. 「高還元」「高単価」を強調しすぎていないか

「業界最高還元率」「圧倒的な高単価」という表現を前面に出す企業は、数字の根拠を確認する。本当に高いなら、具体的な数値(マージン率・平均単価・還元率)を明示できるはずだ。数字を出せずに「高い」とだけ言う企業は、訴求が実態を超えている可能性がある。

ブラックSES企業の詳細な見分け方は「ブラックSES企業の見分け方」で解説している。


Heydayに入った新卒の現在地(実例・匿名)

実際にHeydayに新卒・既卒で入社したエンジニアの3年後のケースを、本人の同意を得て匿名で紹介する。

Aさん(23歳・Java・現在単価63万円)

2023年卒で入社。入社時の単価は40万円台前半。「単価が公開されていること」を決め手に選んだ。

入社1年半でAWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)を取得したことをきっかけに、インフラも担当できるJavaエンジニアとして評価が上がり、単価が段階的に上昇した。現在は63万円の案件に参画中。「資格取得の勉強費用を会社が全額負担してくれたのが大きかった」と振り返る。

Bさん(24歳・Python・現在単価70万円)

2022年卒で入社。入社時の単価は45万円台。AI・機械学習案件への配属を希望として伝え、入社半年で最初のAI関連案件に入った。

その後、LLM(大規模言語モデル)活用案件の需要急増とともに、生成AI関連の経験を持つエンジニアとして市場価値が急上昇。2024年以降は70万円台の案件が中心になった。「ChatGPT登場後のタイミングが良かったが、それまでにAI案件の経験を積んでいたことが土台になった」と話す。

Cさん(25歳・PHP・現在単価55万円)

2021年卒で入社。入社時の単価は38万円。入社後は保守系の案件が中心となり、スキルの伸びが緩やかだった時期が2年ほど続いた。

「案件を変えたいと相談したのが遅かった」と自己評価している。現在は新規開発案件にシフトし、単価も上昇中だが、もう1年早く相談していればより早く上がっていたと振り返る。「案件の相談は遠慮しなくていいと伝えておけばよかった」と採用側も反省しているケースだ。


新卒がSES選びで後悔しないために聞くべき5つの質問

面接・内定後の確認で使える質問を5つまとめた。これらに具体的に答えられない企業は、要注意だ。

質問1. 「新卒で入社した方の3年後の平均単価を教えてください」

「ケースバイケース」ではなく、数値レンジで答えられるかを見る。過去実績を把握・開示できる企業かどうかの判断材料になる。

質問2. 「待機期間中の給与はどうなりますか?」

「基本給の○%が保証されます」という明確な数値で返ってくるかを確認。「通常は待機期間がないので心配ない」という答えは、前提を置き換えているだけで保証の有無を答えていない。

質問3. 「単価の決め方を具体的に教えてください。誰が決めますか?」

本人の交渉が入るか、会社が一方的に決めるかを確認。「クライアントとの交渉で決まります」だけでなく、「本人の希望単価をどう反映するか」まで説明できる企業を選ぶ。

質問4. 「案件の選び方で本人の希望はどこまで反映されますか?」

「複数提示して本人が選ぶ」「断ることができる」の2点が明示されるかを確認。「本人の希望に合わせた案件を探します」という表現だけでは、断る権利が保証されていない。

質問5. 「直近3年で退職した新卒の割合を教えてください」

答えを渋る企業は高い離職率を隠している可能性がある。「把握していない」という答えも、エンジニアのフォローが手薄な企業の特徴だ。

面談で使える質問の詳細は「SES面談で聞くべき15の質問」を参考にしてほしい。


よくある質問(FAQ)

Q1. 新卒でSESに入るとスキルが身につかないって本当ですか?

企業と案件による。透明性の高い企業で、自分が希望する技術スタックの案件に参画できれば、スキルは着実に積み上がる。一方で、会社都合の案件に受け身で入り続けると、3年経っても市場価値が上がりにくい。スキルが身につくかどうかは「SESかどうか」ではなく「案件選びに本人が関与できるかどうか」で決まる。

Q2. 新卒でSESに入ると転職に不利になりますか?

スキルと実績次第で、有利にも不利にもなる。3年でクラウド資格・モダン技術スタック・上流工程経験を積んでいれば、転職市場での評価は高い。逆に保守系の単純作業のみを続けていると、転職時のアピールポイントが少なくなる。SESで積んだ経験の「質」が転職に影響する。

Q3. 大手SIerとSESどちらがいいですか?

ゴールによって変わる。「大規模プロジェクトの上流工程経験・官公庁・金融システム」を目指すなら大手SIer。「スピード感・多様な技術スタック・単価の透明性・独立の選択肢」を重視するならSESが合う場合もある。どちらが「良い」ではなく、自分が3年後・5年後にどんな状態でいたいかから逆算して選ぶべきだ。

Q4. Heydayの新卒採用は今やっていますか?

Heydayでは第二新卒・既卒を含む若手エンジニアの採用を行っている。新卒採用の詳細はキャリア相談の場でご確認ください。

Q5. 文系・未経験でも新卒SESは可能ですか?

可能だが、企業選びがより重要になる。未経験者向けの研修が充実しているか・研修後の最初の案件がスキルアップに適しているかを確認する。「未経験歓迎」を売りにしているが研修内容が薄い企業は多い。研修の具体的なカリキュラムと期間を面談で確認すること。

SES業界の基本構造は「SESとは何か?わかりやすく解説」で確認できる。

Q6. 新卒でフリーランスという選択肢はありますか?

選択肢としては存在するが、新卒直後のフリーランスは現実的に難しいケースが多い。フリーランスとして高単価を獲得するためには、企業所属時代に積んだ実績と信用が必要だ。多くの案件では「直近の就業状況」を重視するため、実績のない新卒フリーランスは案件獲得が難しい。「SES → 3〜5年後にフリーランス」というルートが現実的だ。

Q7. SES企業の研修期間中は給与が出ますか?

正社員採用であれば、研修期間中も給与が出るのが基本だ。ただし「研修中は見習いとして給与が低い」設定にしている企業もある。「研修期間中の月収」を面談で明示してもらい、その後の単価参画後との差も確認することが重要だ。

Q8. 最初のSES企業選びで失敗したらどうすればいいですか?

1〜2年で転職という選択肢は現実的だ。短期離職は不利に働く面もあるが、3〜4年我慢してキャリアを傷つけるより、早期に判断して転職したほうが良い場合もある。転職前に市場単価と自分のスキルを確認し、次の企業選びでこの記事のチェックリストを活用してほしい。

SES転職で後悔しないための詳細は「SES転職後悔5パターン」で解説している。

Q9. 親や周囲が「SESはやめとけ」と言います

親世代のSEへの認識と、現在のSES業界には温度差がある。「SEは客先常駐で使い捨て」というイメージが根強いが、透明性の高い企業では状況が異なる。「どの企業を選ぶか」を説明し、単価公開・待機保証・案件関与の3条件を満たす企業であることを伝えると、理解を得やすい。不安が残るなら、企業の口コミ・代表の情報発信・面談での応答を一緒に確認することを提案してほしい。

Q10. どのSES企業を選んでもスキルは変わらないですか?

変わる。案件の品質・技術スタックの新しさ・案件選びへの関与度が、3年後のスキルに直接影響する。同じ「Javaエンジニア3年目」でも、モダンアーキテクチャを使った開発に参画してきた人と、レガシー保守のみだった人とでは、転職市場での評価が大きく異なる。企業の方針が「エンジニアのスキルアップを重視しているか」を、採用面談で確認することが重要だ。


まとめ:新卒でSESを選ぶべき人・避けるべき企業

新卒でSESを選んでいい人

  • 特定の技術スタックに絞らず、まず実務経験を積みたい人
  • 3〜5年後に独立・フリーランスという選択肢を持ちたい人
  • 大企業の長い研修期間より、早期に現場で経験を積みたい人
  • 自分のキャリアを能動的に設計できる人(案件選びに積極的に関与できる人)

SESを避けるべき状況

  • 特定のプロダクトを長期間かけて作りたい人(SaaSプロダクト開発・自社サービスに向いている)
  • 組織の中でチームビルディングや組織設計に関わりたい人
  • 特定の業界(金融・医療・官公庁)の深い専門知識を積みたい人

絶対に入ってはいけないSES企業

この記事の10チェックリストに1つでも引っかかる企業は要注意だ。特に、「単価を面談で教えてもらえない」「待機期間の保証が曖昧」の2点に問題があれば、入社後のリスクが高い。

SES業界全体の選び方と透明性の基準は「SESやめとけと言われる理由」で詳しく解説している。

SES還元率の相場と計算方法は「SES還元率の相場」で確認できる。

新卒1年目のキャリアロードマップは「SES新卒1年目ロードマップ」で参照できる。


まず自分の市場単価を知る

SES企業を選ぶ前に、自分のスキルが市場でどう評価されているかを数字で把握しよう。言語・経験年数・クラウドスキルを入力するだけで、現在の市場単価レンジと伸ばすべきスキルが分かる。

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まとめ

新卒でSESを選ぶこと自体は間違いではない。問題は企業選びだ。単価公開・待機保証・案件関与の3条件を満たす企業に入れば、3年後に単価60万台に到達する可能性は十分ある。逆に1つでも欠ける企業に入ると、3年後の選択肢が大幅に狭まる。入社前に、この記事のチェックリスト10項目を必ず確認してほしい。

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この記事の著者

小川将司
小川将司

Heyday株式会社 代表取締役

SES企業6年経営・エンジニア採用実績n=約50名の経営者が採用側の正直な視点で執筆

Heyday株式会社 代表取締役。エンジニア・PM/PdMを経験後、SES事業を創業。複数クライアント現場でAI導入コンサルティングを担当。「ITをもっとフェアに」を掲げ、マージン構造の開示に取り組む。

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