単価・データ21独自データあり

プライム案件(一次請け)SESとは?
二次・三次下請けとの
単価差50万円の実態と探し方

小川将司
小川将司代表取締役

SES事業6期経営者が一次請け案件の実態と探し方を事業者側から全公開

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この記事でわかること

  • 同スキル・同業務でもエンド直と三次請けでは月30〜50万円の単価差が出る(Heyday 2026年3月集計)
  • プライム案件を持つSES企業を見分ける4つの軸(取引先公開・商流明示・単価開示・確認方法)
  • プライム案件を取りやすいエンジニアの条件はクラウド+上流工程の組み合わせ
  • 現在の案件が何次請けかを確認する具体的な質問リスト
  • 「プライム案件です」と言う企業の実態を暴くチェック10項目

この記事の対象: 二次・三次下請け案件で単価が低いと感じているSESエンジニア

Heydayが2026年3月に集計した案件データによると、同じJava経験5年・金融系業務アプリでも、エンド直案件は月単価70万円、三次請け案件は45万円になったケースがある。差額は25万円、年換算で300万円の差だ。この差はエンジニアのスキルではなく「商流の段数」だけで決まっていた。

「プライム案件」という言葉をSES業界でよく聞くが、具体的に何が違うのか、どうすれば辿り着けるのかを把握しているエンジニアは少ない。また、「プライム案件です」と言う会社が必ずしも本物とは限らない実態がある。

この記事では、プライム案件の定義から、プライム案件を持つSES企業の見分け方(チェックリスト10項目)、プライム案件を取りやすいエンジニアの条件、さらに「プライムと言われたときの確認すべき質問リスト」まで、SES事業6期目の経営者として事業者側から全公開する。

著者について
小川将司(Heyday株式会社 代表取締役)。IT業界歴12年以上、SES事業6期目。エンジニア100名以上の単価交渉・案件マッチングに直接関与。営業担当の篠田は月約20件・累計2,400件以上の面談に同席。現役のSES経営者として、自社案件データと業界の内側から執筆している。


プライム案件(一次請け)とは何か

エンドクライアントとエンジニアの最短ルート

「プライム案件」とは、SES企業がエンドクライアント(最終発注者)と直接契約している案件のことだ。「エンド直」「一次請け」とも呼ばれる。

SES業界では、エンドクライアントからエンジニアまでの間に複数の企業が介在する多重下請け構造が一般的だ。プライム案件は、この中間工程を最小化した状態を指す。

【プライム案件(エンド直)】
エンドクライアント
    ↓ 直接契約
SES企業(例:Heyday)
    ↓
エンジニア

【二次請け案件】
エンドクライアント
    ↓ 契約
元請けSIer
    ↓ 契約
SES企業
    ↓
エンジニア

【三次請け案件】
エンドクライアント
    ↓ 契約
元請けSIer
    ↓ 契約
一次下請け
    ↓ 契約
SES企業
    ↓
エンジニア

商流の段数が単価に与える影響

各レイヤーに入る中間企業は、受け取った単価からマージンを差し引いて次の企業に流す。マージン率は立場によって異なる。経営者として見てきた実態では、以下が相場だ。

商流の立場マージン相場残る理由
一次請け(元請けSIer)5〜10%エンド直なので管理コストが薄い
二次請け15〜20%元請けへの関係維持コスト込み
三次請け以降25〜35%商流が長いほど各社が確保しようとする

商流が1段深まるたびに、エンジニアに届く単価は削られていく。

商流エンド単価中間企業のマージンエンジニアへの支払い
エンド直(プライム)80万円SES社内のみ60〜68万円
二次請け80万円元請け5〜10%52〜60万円
三次請け80万円元請け+一次各10〜20%44〜52万円

三次請けになると、エンド単価の44〜52%しかエンジニア側に届かない計算になる。エンドクライアントが高い金額を支払っていても、エンジニアの手取りが低い原因はここにある。

SES商流の仕組みについて詳しくは「SES中抜き構造|誰がいくら取っているかを経営者が公開」で解説している。


商流の深さで単価はいくら変わるか【実データ】

Heyday 2026年3月集計:同スキル・同業務での単価比較

Heydayが2026年3月に集計した成約案件データ(経験3〜7年のエンジニア、n=42件)から、同スキル・同業務でも商流によって単価差が生まれているケースを示す。

事例1: Java 5年目・金融系業務アプリ

商流月単価
エンド直(プライム)70万円
二次請け57万円
三次請け45万円

差額: エンド直 vs 三次請け = 25万円/月(年300万円)

事例2: Python 4年目・データ基盤構築(AWS経験あり)

商流月単価
エンド直(プライム)75万円
二次請け60万円
三次請け48万円

差額: エンド直 vs 三次請け = 27万円/月(年324万円)

事例3: Java/Spring Boot 7年目・製造業基幹システム

商流月単価
エンド直(プライム)90万円
二次請け72万円
三次請け55万円

差額: エンド直 vs 三次請け = 35万円/月(年420万円)

スキルが上がれば上がるほど、商流の深さによる損失額も大きくなる。スキルレンジが高い案件ほど中間マージンの絶対額が膨らむためだ。

2026年Q1:AI系案件のプライムvs多重下請けの単価差

AI・機械学習領域は2025年以降、プライム案件と多重下請け案件の単価差がさらに拡大している。Heydayの2026年Q1成約データ(n=18件)から示す。

スキルセットプライム単価二次請け単価差額
Python+LLMアプリ開発(3年目)85万円62万円23万円
MLOps(AWS SageMaker、4年目)95万円70万円25万円
データエンジニア(BigQuery、5年目)90万円68万円22万円

AI系スキルはエンドクライアントが直接調達しようとするケースが多い。結果として、プライム案件の単価天井が上がっており、二次請け以降との差が広がっている。

中抜き構造の詳細については「SES商流とマージン構造|経営者が全公開」で解説している。

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「プライム案件です」と言う企業の実態:経営者の本音

プライム案件を探すとき、壁になるのが「プライム案件です」と言う企業の実態だ。

Heydayの篠田(営業担当、累計2,400件以上の面談同席経験)がよく言う話がある。「面談で『うちはほぼエンド直です』と言う会社が、実は二次請けの大手SIer経由の案件を『エンド直案件に強い』と言い換えているケースが多い」というものだ。

SES業界で「プライム案件」という言葉が曖昧に使われる背景には、以下がある。

曖昧な使い方のパターン3つ

  1. 「一次請けに強い」という表現: 自社が一次請けではなく、一次請けの企業との取引が多い(つまり自社は二次請け)
  2. 「エンド直案件あり」という表現: 全体の一部だけがエンド直で、主力は多重下請け
  3. 「プライム案件を紹介できる」という表現: 自社が持っているのではなく、提携先企業が持つ案件を横流しする

小川(Heyday代表)はこの問題について次のように話している。

「SES業界でエンジニアが搾取されている原因の一つは、商流の多重化が見えにくいことだ。自分がどの段数にいるかを知らないまま働いているエンジニアが多い。『プライムと言われたら確認すべき質問』を持っているだけで、本物かどうかの判断精度がまったく変わる」


プライム案件かどうかを確認する質問チェックリスト10項目

SES企業の面談・商談・現在の担当者への確認で使える質問リストだ。全10項目を確認することで、プライム案件かどうかをほぼ判定できる。

カテゴリ1: 契約構造の確認(最重要)

1. 「エンドクライアントと御社の間に何社入りますか?」

最も直接的な質問だ。「0社(直接契約)」と即答できるなら本物のプライム案件。「確認します」「基本的にはエンド直です」という回答は要注意。「基本的に」という言葉が逃げ道になっている。

2. 「この案件の発注元企業名を教えていただけますか?」

プライム案件なら発注元(エンドクライアント)の社名を言えるはずだ。「守秘義務で言えない」という回答は、元請けのSIerが守秘義務を課している証拠であり、二次請け以降のサインになりうる。

3. 「御社が保有する発注書(注文書)を見せていただけますか?」

プライム案件なら、エンドクライアントからの発注書が存在する。これを見せられない場合、または「入社後に」という先送りになる場合は要確認。

カテゴリ2: 単価と商流の透明性

4. 「エンドクライアントへの受注単価と私への支払い単価を教えてください」

プライム案件を本当に持つSES企業は、受注単価と支払い単価の両方を開示できる。「そこは分かりかねます」という回答は、商流を開示したくない理由がある可能性がある。

5. 「直近6ヶ月の成約案件のうち、エンド直の割合は何%ですか?」

「ほぼ100%」と言うが、数字を出せない企業は信頼性が低い。「70%、残り30%が一次請け」のように具体的なパーセンテージが出てくるなら誠実だ。

6. 「現在の案件の商流は何段ですか?」(既存担当者への確認)

今の案件が何次請けかを現担当者に直接聞く。答えを濁す、または「分からない」という回答は、把握していないか開示したくない状態だ。

カテゴリ3: エンドクライアントとの接点

7. 「エンドクライアントの担当者と直接話す機会はありますか?」

プライム案件では、エンジニアがエンドクライアントの技術担当者と直接コミュニケーションを取るケースが多い。間に必ず営業が入らないと話が進まない構造は、多重請けの特徴だ。

8. 「面談はエンドクライアントが直接行いますか?それとも元請けが行いますか?」

プライム案件ではエンドクライアントが直接面談する。「元請けの会社が面談を設定する」場合は、その会社が一次請けであり、自社は二次請けになる。

カテゴリ4: 実績と取引先の公開

9. 「主要取引先(エンドクライアント)のリストを見せていただけますか?」

プライム案件を本当に持つ会社は取引先のエンドクライアント名を出せる。「大手メーカー多数」「金融機関中心」という曖昧な回答は、直接契約ではない可能性がある。

10. 「入社後に自分が担当する案件の商流と受注単価を事前に確認できますか?」

プライム案件を持つSES企業は、案件の商流と受注単価を事前開示することに抵抗がない。「入ってみてから」という回答は開示しない意思表示と受け取ってよい。


プライム案件を持つSES企業の4つの見分け方

上記の質問に加えて、企業を選ぶ段階で使える見分け方4軸をまとめる。

1. 取引先企業名を公開しているか

プライム案件を本当に持つSES企業は、取引先のエンドクライアント名を開示できる。「主要取引先: ○○銀行・○○証券・○○メーカー」のように具体名が出せるなら、エンド直契約の蓋然性が高い。

「大手企業多数」「上場企業中心」という曖昧な表現しかない場合は、中間企業を経由している可能性がある。

2. 商流の段数を数字で明示しているか

「エンド直」「一次請け」の文言があっても、「自社が元請けのエンド直」なのか「二次請けの中では一次に近い」という意味なのかで大きく異なる。

「御社とエンドクライアントの間に何社入りますか?」という直接質問への回答で判断する。「0社(直接契約)」と答えられるなら本物のプライム案件だ。

3. 単価開示ポリシーがあるか

エンドクライアントからの受注単価と、エンジニアへの支払い単価の両方を開示している企業は、商流に自信がある証拠だ。受注単価を隠す企業は、商流の深さを開示したくない可能性がある。

Heydayでは、案件ごとの受注単価とエンジニアへの還元額を面談時に開示している。「いくら受けていくら払うか」が言えない会社は、商流が深い場合が多い。

4. 求人票・企業サイトの取引先セクション

求人票や企業サイトに「主要取引先」として記載されている企業のリストを見る。リストにSES企業・ITベンダーばかりが並んでいる場合、その企業はIT企業からの二次請け・三次請けが主力だ。事業会社(製造業・金融・小売・医療等)のリストが多ければ、エンド直の可能性が高い。

SES企業の選び方のチェックリストは「SES企業の選び方完全ガイド」でも整理している。


面談で分かるプライム/非プライムの見分けポイント:篠田の実感

Heydayの篠田(営業、累計2,400件以上の面談同席経験)から聞いた、面談で分かる見分けポイントを共有する。

面談の設定者を確認する

面談を設定した会社がどこかで商流が分かる。エンドクライアントの担当者から直接連絡が来たなら一次請け以上の可能性が高い。「SES会社の営業Aさんから連絡が来て、その後SIerのBさんから日程確定の連絡が来た」という場合、すでに二次請け以降の構造が見えている。

面談で聞かれる質問の種類が違う

プライム案件の面談では、エンドクライアントの技術担当者が直接「なぜこの技術を選んだか」「チームをまとめた経験はあるか」を聞いてくる。上流工程の判断力を問う質問が多い。

二次請け以降の面談は、実装スキルの確認(特定言語の経験年数・フレームワーク知識)が中心になりやすい。エンドクライアントの要件をそのまま技術スペックに落とした内容で面談が進む。

「誰が面談に出てくるか」を確認する

面談前に「本日の面談には誰が参加されますか?」と聞いてみる。エンドクライアントの部門責任者や技術リードが出てくる場合はプライム案件の面談。SES企業の営業だけ、または別会社の技術コーディネーターという場合は、商流が深い可能性がある。


プライム案件が取りやすいエンジニアの条件

プライム案件を持つSES企業に所属できても、すべての案件がプライムとは限らない。エンジニア個人のスキルセットによって、プライム案件へのアサイン優先度が変わる。

クラウド経験(AWS/GCP)+ 上流工程経験の組み合わせ

Heydayの2026年3月集計では、AWS認定資格保有かつ要件定義経験ありのエンジニアのプライム案件へのアサイン率が、認定資格なし・上流工程なしのエンジニアより高い傾向にある。

エンドクライアントが直接SES企業に発注する案件は、技術要件が高い場合が多い。クラウド設計・要件定義・基本設計といった上流工程経験があるエンジニアは、エンドクライアントが求めるスペックに合致しやすい。

スキルセットプライム案件アサインのしやすさ
AWS/GCP経験 + 要件定義経験高い
AWS/GCP経験のみ中程度
開発のみ(クラウド・上流なし)低い(二次以降が多い)

スキルシートの書き方がプライム案件へのアサインを決める

エンドクライアントとの直接契約を持つSES企業は、エンジニアのスキルシートを見て「エンドクライアントに出せるか」を判断する。スキルシートに記載された案件が二次・三次請けばかりだと、エンドクライアントへの提案時に説得力が落ちる。

スキルシートには、案件ごとに「エンドクライアント名(または業種・規模)」「自身の役割(設計なのか実装なのか)」「チームの規模」を明記しておく。これだけで、プライム案件へのアサイン率が変わる。

特に有効な記載例:

  • 「○○メーカー(製造業、従業員5,000名規模)の基幹システム刷新PJに参画。要件定義フェーズから担当」
  • 「エンドクライアント(大手銀行系)のデータ分析基盤構築。AWS Glue/Redshiftのアーキテクチャ設計を担当」

「大手金融機関のシステム開発」といった曖昧な記載より、エンドクライアントの業種・規模・自分の役割が明確なスキルシートの方がプライム案件へのアサイン率が上がる。

面談対策の差

プライム案件はエンドクライアントが直接面談を行うケースが多い。二次・三次請け案件の面談が「SES企業の営業が間に入って調整する」スタイルなのに対し、プライム案件ではエンドクライアントの技術部門責任者が直接質問してくることがある。

プライム案件の面談で頻出の質問:

  • 「技術選定の判断基準は?なぜその言語・フレームワークを選んだか」
  • 「アーキテクチャ設計で最も苦労した経験は?」
  • 「チームのジュニアメンバーにどう技術指導したか」
  • 「要件定義フェーズでビジネス要件をどう技術要件に落とし込んだか」

実装スキルだけでなく、設計の意思決定プロセスを語れることがプライム案件の面談突破率を上げる。

単価アップのための具体的なステップは「SES単価相場一覧【2026年Q1実データ】」でも詳しく解説している。


Heydayが一次請けにこだわる理由

Heydayの代表・小川はプライム案件へのこだわりについて、次のように話している。

「商流の深さで単価が決まるなら、うちが間に挟まる意味はない。エンジニアに渡る前に誰かが抜くなら、それはフェアじゃない。うちが商流を1段でも浅くできないなら、その案件は持つべきじゃないと思っている」

この考え方がHeydayの案件選定基準の根本にある。

Heyday 2026年3月時点の成約案件(n=42)では、エンド直および一次請け案件が全体の過半数を占めている。三次請け以降の案件は受けない方針をとっており、結果として平均還元率は業界水準(60〜65%)を上回っている。

ただし、「エンド直100%」とは言っていない。エンジニアのスキルセットや稼働エリアによっては、二次請け案件になるケースもある。その場合でも、商流と受注単価を事前に開示するというポリシーは変えない。

また、小川はこう続ける。

「SES企業の中に、エンジニアに商流を教えないことを『経営戦略』にしている会社がある。なぜかというと、教えたらマージンへの不満が出るから。でも、それは搾取の構造を意図的に維持していることと同じだ。うちがやりたいのは、エンジニアが自分の市場価値と商流の実態を把握した上で選ぶ環境を作ること。それが『SES透明性プラットフォーム』の意味だ」


プライム案件を探す実践ステップ

現在の案件の商流を確認する方法

今の案件が何次請けかを確認するには、所属SES企業の担当者に直接聞くのが最速だ。

確認の質問:

  • 「この案件のエンドクライアントはどこですか?」
  • 「御社とエンドクライアントの間に何社入っていますか?」
  • 「エンドクライアントとの契約書はどのような形式ですか?」

担当者が答えを濁す、または「確認してから」という回答が続く場合は、二次請け以降の可能性が高い。

転職・案件変更時の面談での確認質問

新しいSES企業を検討する際に、面談・商談で使える質問(前述のチェックリストと重複するが、実際の面談での使い方として整理する):

  1. 「この案件のエンドクライアントの社名を教えていただけますか?」
  2. 「御社とエンドクライアントの間に何社入りますか?」
  3. 「受注単価と私への支払い単価を教えていただけますか?」
  4. 「直近6ヶ月の成約案件のうちエンド直の割合はどのくらいですか?」
  5. 「エンドクライアントの担当者と直接話す機会はありますか?」

この5問に明確に答えられるSES企業は、商流の透明性に自信がある。答えを避ける企業は、商流が深いか、単価を開示したくない理由がある。

プライム案件の具体例を見る →


まとめ:プライム案件は会社が決める、スキルだけでは届かない

プライム案件かどうかは、エンジニア個人のスキルだけでは決まらない。どれだけ実力があっても、三次請け以降の案件しか持たないSES企業にいる限り、手取りは構造的に低い水準に固定される。

「プライム案件です」という言葉を額面通りに受け取ると、年間で数百万円の損をする可能性がある。本記事のチェックリスト10項目と確認質問5問を使えば、本物のプライム案件かどうかを判定できる。

確認すべき3点を改めてまとめる:

  1. 商流を開示しているか(エンドクライアントと自社の間に何社入るかを数字で言えるか)
  2. エンド直の比率を実績数字で示せるか(「ほぼ」ではなく「○%」で)
  3. 受注単価と支払い単価の両方を面談時に開示するか

この3点が確認できれば、プライム案件を持つSES企業かどうかはほぼ判断できる。

現在の自分の案件が何次請けか、適正な単価を受け取れているかを確認したい場合は、まず診断ツールで市場単価のレンジを把握してほしい。

あなたの市場単価を診断する →

「商流について相談したい」という場合は、キャリア相談から個別に話せる。

商流について相談する →


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まとめ

プライム案件かどうかは、エンジニアのスキルではなく所属SES企業が決める。どれだけ実力があっても、三次請けの案件しか持たない会社にいる限り、手取りは構造的に上がらない。商流を可視化できる会社を選ぶことが、単価アップの最短経路だ。

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この記事の著者

小川将司
小川将司

Heyday株式会社 代表取締役

SES事業6期経営者が一次請け案件の実態と探し方を事業者側から全公開

Heyday株式会社 代表取締役。エンジニア・PM/PdMを経験後、SES事業を創業。複数クライアント現場でAI導入コンサルティングを担当。「ITをもっとフェアに」を掲げ、マージン構造の開示に取り組む。

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