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SES同じ現場に
何年もいるとヤバい理由

小川将司
小川将司代表取締役

IT業界12年・SES事業6年 / エンジニア・PM/PdM・マーケター・AI導入コンサル経験

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「同じ現場に3年います。現場にも慣れてるし、客先にも信頼されてる。これって悪いことじゃないですよね?」

この相談を受けるたびに、Heydayの代表・小川は正直に答えるようにしている。「悪いことではない。でも、3年という数字が出た瞬間に、必ず確認してほしいことがある」と。

Heydayで6年間・300件以上のエンジニア相談を受けてきた小川の実感として、長期同一現場がキャリアの天井になっているケースが圧倒的に多い。「同じ現場が長い=評価されている証拠」という思い込みが、気づかないうちにスキル固定化・単価停止・偽装請負という3つのリスクを蓄積させている。

この記事では、その構造を正直に説明したうえで、転職せずに解決するための5ステップの交渉術と具体的な文例を示す。「現場が長くなってきた」と感じているエンジニアに、今すぐ確認してほしいことを順番に書いていく。


SESの「同じ現場に何年もいる」は普通なのか?

まず前提の認識を合わせておきたい。SESで同一現場に長期滞在することは、業界的に珍しくはない。しかし「珍しくない」と「問題がない」は別の話だ。

SES契約(準委任)に「3年ルール」はない——派遣との違い

SESの契約形態は、多くの場合、民法656条を根拠とする「準委任契約」だ。これは「業務の遂行」に対して報酬が発生する契約であり、成果物の納品を目的とする請負契約とも、労働力の提供を本質とする派遣契約とも異なる。

派遣契約には、労働者派遣法35条の3が定める「3年ルール」がある。同一の派遣先・同一の組織単位で3年を超えて働かせることが原則禁止されており、3年を超える場合には直接雇用への転換などの措置が義務付けられる。

しかし、SESの準委任契約にはこのルールが存在しない。

法律的には「何年でも同じ現場にいられる」構造になっている。これがSESで長期固定が起きやすい根本的な要因だ。制度的な歯止めがなく、当事者間の合意さえあれば無制限に継続できる。

SESの残業断り方記事でも詳しく解説しているが、準委任契約と客先への指揮命令権の問題は、残業だけでなく長期固定という文脈でも深刻な問題を生む。

なぜ長期固定が起きるのか——会社側と客先の利害が一致する構造

SES会社と客先の両方にとって、長期固定は短期的には「都合がいい」状態だ。

SES会社にとっては、エンジニアが安定して稼働し続けることで売上が確保できる。マッチングコストが発生せず、クレームリスクも低い。良くも悪くも「現状維持」が最もコストが低い状態だ。

客先にとっては、業務に慣れたエンジニアが継続して入ってくれることで、引き継ぎコストが発生しない。現場のルールや人間関係も把握しているため、即戦力として使いやすい。

エンジニア本人も、「居心地がいい現場を変えたくない」「現場変更の面談が面倒」「新しい現場でうまくやれるか不安」という心理から、変更を希望しない場合も多い。

この三者の利害が一致してしまうため、長期固定は意図せずに発生し、気づいたときには「何年も経っていた」という状態になりやすい。

「8年同一現場」は珍しくない——Heydayで見た実態

Heydayの相談実績の中には、同一現場に6年・8年・10年以上在籍しているエンジニアのケースが複数ある。

こうした相談者の多くは、「不満はないけど、このままでいいのか不安」という状態で来る。問題が顕在化する前、あるいは市場に出て初めて「思ったより市場価値が下がっていた」という現実を知るパターンが多い。

最も多いパターンは、「現場は変わっていないが、環境は少し変わっている——新しいフレームワークが導入された、クラウドに移行した——だからスキルは育っていると思っていた」というケースだ。部分的な技術更新があっても、全体的なポータビリティ(他社で通用するスキルセット)が育っていないことは多い。


長期同一現場がエンジニアのキャリアに与える3つのリスク

長期固定が必ずしも「ダメ」というわけではない。安定して収入を得ながら、スキルも蓄積できている現場ならば問題は少ない。ここで説明するのは、長期固定によって「気づかないうちに起きやすいリスク」だ。

リスク1|スキルの「専門化」ではなく「固定化」——市場価値低下のメカニズム

長期固定のリスクとして最初に理解してほしいのが、「スキルが専門化しているのか、それとも固定化しているのか」の違いだ。

専門化とは、特定の技術領域で他社でも通用する深い知識・スキルが積み上がっている状態だ。たとえば「AWSのSecurity Hubを使ったセキュリティ運用の設計経験がある」「マイクロサービス移行プロジェクトで設計フェーズから参画した」といったスキルは、他社でも評価される。

固定化とは、特定の現場固有の知識・慣行が蓄積しているが、それが他社では通用しない状態だ。「この現場のアプリケーションの内部構造に詳しい」「この現場の業務フローを熟知している」という知識は、その現場でしか価値を持たない。

長期固定で起きやすいのは後者だ。同じ環境にいることで「慣れ」が「成長」に見えてしまい、スキルシートに書ける新しいスキルが増えていないことに気づくのが遅れる。

この問題はSESの孤立・孤独対策記事でも触れているが、同一現場への長期滞在が情報の偏りを生み、市場感覚から切り離されるリスクともつながっている。

リスク2|単価が上がらない——長期固定と単価成長率の構造的問題

長期固定で起きやすい2つ目のリスクが、単価の伸び悩みだ。

SESの単価は、エンジニアの市場価値に基づいて設定される。しかし長期固定の場合、「今の現場でこの単価で稼働している」という既成事実が積み上がることで、単価改定の動機が薄れやすい。

SES会社の営業担当の立場からすると、「今の現場でうまくいっている案件」を波風立てて変更するよりも、現状維持のほうがラクだ。エンジニア本人も「現場が変わるのは面倒」と思っていれば、単価交渉のタイミングが永遠に来ない。

Heydayの相談実績を見ると、3年以上同一現場に固定されたエンジニアの単価成長率は、1〜2年ごとに現場を変えたエンジニアと比べて明らかに鈍化している傾向がある。現場変更のたびに市場価値を再評価されるプロセスが、単価成長を促す構造になっているためだ。

もちろん、長期固定でも継続的な単価改定を行っている会社・現場は存在する。ただし、それは「意識的に行動しないと起きにくい」という構造であることを認識しておいてほしい。

リスク3|偽装請負リスクの増大——長期で指揮命令が常態化する

長期固定で起きやすい3つ目のリスクが、法的なリスクだ。

準委任契約では、エンジニアへの業務指示(指揮命令)は雇用主であるSES会社が持つ。客先が直接「いつ何をどのようにやれ」という指揮命令を行うことは、準委任契約の建前上は認められていない。

しかし、同一現場に長期間滞在することで、この原則が形骸化しやすい。客先のマネージャーが「部下のように」直接指示を出す、日々のタスク管理を客先が行う、残業・休暇の承認を客先が行う——こういった状況が常態化すると、実態として「派遣」と変わらない状態になる。これが「偽装請負」と呼ばれる問題だ。

厚労省昭和61年告示第37号(労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準)では、偽装請負の判断基準として「発注者が作業員に直接指揮命令しているかどうか」が中心的な要素として挙げられている。

長期固定によってこの状態が常態化した場合、エンジニア本人だけでなく、SES会社・客先も法的リスクを抱えることになる。「ずっとここにいるから、もう会社の人みたいなもんだ」という感覚が生まれていたら、それは警戒すべきサインだ。


「3年目」「5年目」が危険水域——キャリア棚卸しチェックリスト

リスクが分かっても「自分は大丈夫か」を判断するのは難しい。ここでは、現在の状況を客観的に確認するためのチェックリストを提示する。

自分が危険水域にいるかを確認する7つの質問

以下の質問に、正直に答えてほしい。

  • 過去1年で習得した「新技術・新フレームワーク」が具体的にある
  • 現在の現場以外でも使えるスキルが増えている
  • 今すぐ転職活動をするとして「書けるスキルシート」がある
  • 入社時から年5%以上のペースで単価が上がっている
  • 設計・要件定義フェーズへの参画機会が定期的にある
  • 客先以外の技術コミュニティ(勉強会・OSS等)に関わっている
  • 現場変更を「会社側から」能動的に提案されたことが一度以上ある

判定別の行動指針(GREEN / YELLOW / RED)

該当数 5〜7(GREEN)

今の状態を維持する理由が明確にある可能性が高い。ただし「なぜGREENなのか」を言語化できていることが条件だ。「何となく大丈夫だと思う」は危険。定期的(半年に1回)に同じチェックをして、変化を追うことを勧める。

該当数 3〜4(YELLOW)

明らかに問題があるわけではないが、放置すると悪化する可能性がある状態だ。まず「Step1:現場内での役割拡張」から始め、3ヶ月で変化があるか確認してほしい。所属会社の営業との面談で、キャリアプランを共有するタイミングだ。

該当数 0〜2(RED)

即座に行動が必要な状態だ。現状を放置した場合、スキルシートが年々薄くなり、単価も上がらず、転職の選択肢も狭まっていくリスクが高い。次のセクションで説明する5ステップを今すぐ始めてほしい。

3年目の市場価値については詳しくはこちらで解説しているので、自分の立ち位置が気になる人は合わせて参照してほしい。


転職せずに解決できる——長期固定から抜け出す5ステップ

ここからが本題だ。長期固定に気づいたとしても、すぐに転職するのが正解とは限らない。転職はリスクとコストを伴う。まず転職せずに解決できる選択肢を全て試してから、最終的な判断をしてほしい。

Step1|現場内での役割拡張を試みる(まず3ヶ月)

最初にやるべきことは、今の現場内での動き方を変えることだ。「運用保守しかやっていない」「既存機能の改修しかやっていない」という状態であれば、まず設計・要件定義への参加機会を求める。

これは「いきなり転職を求める」より摩擦が少なく、成功した場合には現場を変えずにスキル課題が解消できる。

現場リーダー・プロジェクトマネージャーへの申し出の文例はこうだ。

「このプロジェクトへの貢献をもっと広げたいと考えています。設計フェーズや要件定義への参加機会をいただくことは可能でしょうか」

3ヶ月試して変化がなければ、次のステップに進む。

Step2|所属会社の営業に「次の方向性」を文書で伝える

Step1が奏功しなかった、または現場内での役割拡張に限界を感じたら、所属会社の営業担当に「キャリアプランの共有」という形で次の方向性を文書で伝える。

口頭だけでは「言った言わない」になりやすく、営業担当も動きにくい。メール・チャットなどテキストで残る形で伝えることが重要だ。

契約更新のタイミングに合わせて伝える文例はこうだ。

「3年目の契約更新を迎えますが、新しい技術領域に挑戦したいと考えています。同時期での現場変更について検討いただけますか。現在の現場に不満があるわけではなく、キャリアプランに基づくものです」

Step3|現場変更を「スキルプラン」と紐づけて交渉する

Step2で意思表示をしても動きが鈍い場合、具体的な「スキル目標」と「現場変更」を紐づけて交渉する。

「現場を変えたい」だけでは会社側も動きにくい。「このスキルを習得するために、この種類の案件に入りたい」という形にすることで、会社側も客先向けの説明がしやすくなる。

スキル計画と紐づけた交渉の文例はこうだ。

「半年以内にAWS SAA取得を目標にしています。現在の現場では運用保守が中心で学習機会が限られているため、開発比率が高い案件への変更を希望したいです」

現場変更の具体的な手順はこちらでより詳しく解説している。

Step4|客先から直接継続依頼があった場合の正しい対応

現場変更を検討しているタイミングで、客先から「もっといてほしい」「直接契約に切り替えないか」と言われるケースがある。

客先からの継続依頼は、あなたの働きが評価されている証拠だ。それ自体は喜ばしいことだが、正しい対応が求められる。

客先からの直接継続依頼への対応文例はこうだ。

「ご期待いただけるのはありがたいのですが、所属会社(Heyday)との協議が必要な事項になります。所属先の担当者を通じてご連絡をお願いできますか」

なぜこの対応が重要なのか。SESエンジニアが客先と直接、継続契約・雇用契約を結ぶことは、所属会社との雇用契約・就業規則に抵触する可能性がある。また、客先の「ずっといてほしい」という言葉は、善意であっても、あなたのキャリア成長とは必ずしも一致しない。必ず所属会社を通じた正規のプロセスで検討するべきだ。

Step5|会社が動かない場合の最終手段

Step2・Step3を試みて、それでも会社が動かない場合は、より強い意思表示が必要になる。

ただし、これは「脅し」ではなく「正直な状況共有」としてやるべきだ。感情的な対立を生まず、淡々と事実と選択肢を示す。

会社が動かない場合の最終交渉文例はこうだ。

「過去3年間の実績と今後のキャリア目標を整理した資料を作成しました。次の契約更新に向け、現場変更の検討をお願いしたいです。もし対応が難しければ、他社への転職も選択肢として考えています」

「転職の可能性」を明示することは、勤めている会社との関係を悪化させるリスクもある。それでもStep1〜4を試して変化がなかった場合、この最終交渉は必要だ。

転職そのものの判断についてはSESのキャリアパスの全体像はこちらを参照してほしい。


SES会社の「体制」で選ぶ——長期固定を防ぐ会社の見極め方

ここまで読んで「そもそも今の会社はどうなんだろう」と思った人もいるはずだ。長期固定のリスクは、エンジニア個人の動き方だけでなく、SES会社の体制によって大きく変わる。

長期固定問題を防ぐ会社の3条件

長期固定が起きにくい会社には、共通する特徴がある。

  1. 定期的なキャリアヒアリング体制がある 半年〜1年に一度、担当営業またはキャリアアドバイザーがエンジニアと「次の方向性」を話す機会を設けている。受け身ではなく、会社側から能動的に確認する体制だ。

  2. 現場変更の事例が豊富で、営業が積極的に動ける 「現場を変えたい」という要望に応えた実績が多く、営業担当が客先に交渉できる関係性を持っている会社は、長期固定リスクが低い。

  3. マージン率・単価設計が透明 エンジニアの単価と会社のマージンが明示されており、単価改定の基準が分かる会社は、長期固定によって「エンジニアだけが損をする」状況が起きにくい。

Heydayでは、3年目を迎えた場合、担当営業が能動的に次の方向性を確認する運用を目指している。全てのケースで完璧に実行できているとは言えないが、この仕組みを明文化して運用することが長期固定問題への対処の第一歩だと考えている。

面接・面談で聞くべき質問5つ

転職・移籍を検討する際、SES会社の面談でこれらを確認してほしい。

  1. 「エンジニアが現場変更を希望した場合、平均でどのくらいの期間で対応できますか?」
  2. 「3年以上同一現場に在籍しているエンジニアの割合はどのくらいですか?」
  3. 「単価改定は定期的に行っていますか? その基準は?」
  4. 「エンジニアのキャリアヒアリングはどのくらいの頻度で行っていますか?」
  5. 「過去に現場変更を申し出て転職した人はいますか? その場合の流れは?」

明確な回答ができない会社、もしくは「そういう心配はしなくて大丈夫です」と質問をかわす会社は要注意だ。

白いSES会社の見つけ方でも、SES会社を選ぶ際のチェックポイントを詳しく解説している。


よくある質問(FAQ)

「長期案件の方が安定しているのでは?」

これは正しい面がある。長期固定には明確なメリットも存在する。収入の安定性、現場への適応コストのゼロ化、人間関係の安心感——これらは実際の価値だ。

ただし、安定と成長はトレードオフになりやすい。長期案件の安定を享受するためには、「スキルが成長していること」「単価が上がっていること」「偽装請負状態になっていないこと」の3点が担保されていることが前提だ。この3点が担保されていない長期固定は、安定ではなく停滞だ。

「現場変更を申し出たら評価が下がるのでは?」

SES会社に対して現場変更を申し出ることで「評価が下がる」ことは、まともな会社なら起きない。自分のキャリアを考えて動くエンジニアは、会社にとっても長期的には価値がある。

ただし「評価が下がらないか不安で言い出せない」という状況自体が、その会社との関係性の問題を示している可能性がある。現場変更の希望を言い出せない空気がある会社は、構造的に長期固定が起きやすい会社だともいえる。

「客先から『ずっといてほしい』と言われた。断っていいの?」

断ることはできる。ただし、100%安全かどうかは状況による、というのが正直な答えだ。

客先との関係が良好であることと、あなたのキャリア成長とは別の問題だ。「客先に必要とされている」というのは嬉しいことだが、それがスキル成長や単価向上につながっているかどうかは確認が必要だ。

断る場合も、いきなり「行きません」ではなく、所属会社を通じてキャリアプランの説明をする形が摩擦が少ない。具体的な文例はStep4を参照してほしい。

「3年以上いるが技術は新しくなっている。問題ない?」

技術が新しくなっていることは、固定化リスクを下げる重要な要素だ。ただし、「技術が新しくなっている」と「市場価値が上がっている」は一致しないケースがある。

確認すべきは、「その技術を、この現場以外の会社でも使えるか」「スキルシートに書いたとき、採用担当者に価値として伝わるか」という点だ。現場固有の技術環境で新しいツールを使っているだけの場合、他社では評価されないことがある。冒頭のチェックリスト(7問)を改めて確認してほしい。


まとめ:「同じ現場が長い」は事実確認から始めよう

この記事で説明したことを整理する。

SESの準委任契約(民法656条)には、労働者派遣法35条の3が定める派遣の3年ルールに相当する制限がない。そのため、SESの長期固定は制度的な歯止めがなく、会社・客先・本人の利害が一致する構造上、自然発生しやすい。

長期固定によって起きる3つのリスクは、スキルの固定化、単価の鈍化、そして偽装請負(厚労省昭和61年告示第37号が示す判断基準に照らした問題)の増大だ。

しかしこれらは、気づいた時点から行動することで対処できる。転職が唯一の解決策ではなく、現場内の役割拡張から始めて、段階的に交渉していくプロセスが有効だ。

「同じ現場が長い自分は大丈夫か」と少しでも思ったなら、まず今日、7問のチェックリストをやってみてほしい。結果がREDだったとしても、今動けばまだ間に合う選択肢は複数ある。

Heydayは「転職しろ」という会社ではない。今の状況を正直に話せる場所として使ってほしい。

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この記事の著者

小川将司
小川将司

Heyday株式会社 代表取締役

Heyday株式会社 代表取締役。エンジニア・PM/PdMを経験後、SES事業を創業。複数クライアント現場でAI導入コンサルティングを担当。「ITをもっとフェアに」を掲げ、マージン構造の開示に取り組む。

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